ある程度まで文章力が上がったところで家庭教師を頼むことになりました。
1人だけで勉強しているとどうしても行き詰まってしまいます。
英語と日本語に堪能で、勉強に付き合ってくれる家庭教師を見つけるのは大変だったと父は話していましたが、この先生が中学英語受験の強力なサポーターとなってくれたことを今でも感謝しています。
先生が定期的に出す問題やテーマは新聞記事よりも捻ったものが多く、これまでの英語だけでは足りないこともありました。
英語では表現できないと気づいた時が、ある種のチャンスです。
自分に足りない語彙や単語を探して覚えて使うと、自分自身の言葉として飲み込むことができるのです。
先生から出された宿題をこなすうちに、文章力が上がっていくのを感じていました。
新聞記事を読みながらの自習や家庭教師の先生の問題によって、中学英語受験は予想よりもあっさりとクリアすることができました。
私が合格できたのは出題されたテーマが良かったことや、毎日の勉強で文章の書き方などを徹底的に研究していたことなどが理由でしょう。
家庭教師として勉強を教えてくれた先生には今でもとても感謝していますし、現地の友達と同じく交流も続いています。
帰国してからは日本人の友達とも仲良くなり、とても楽しい毎日を過ごすことができています。
帰国子女としての扱いには不安を覚えていましたが、中学英語受験に挑戦してみて良かったと今ではとても満足です。